10月に入りいよいよマラソンシーズンとなりました。
大きな大会も目白押しで、最近の朝晩にはトレーニングをする市民ランナーを多く見かけるようになりました。
ただその一方で頑張りすぎ（オーバーユース）による怪我も増えているようです。
トレーニング前後には、アップとダウンは欠かせません。
特に朝は身体が硬く、充分なアップが必要になります。
多くのランナーは自分の記録の挑戦となり、ついつい走り込み過ぎてしまいます。
その日の体調に合わせたトレーニングが重要で、「今日は〇〇キロ走ると決めていたから」などとのことから、体調を無視して頑張りすぎて膝や腰、脚などを痛めてしまうケースも。
時間がなくてもアップとダウンは必ず行い、疲れている日は練習量を減らしたり、ストレッチだけにして休養するのも大切です。
大会日程が迫ってくると、多くの方が焦り走り込みの量が増えたりしますが、まずは大会の日に体調をベストに持っていくことが重要です。
練習の前後に分岐鎖アミノ酸（バリン・ロイシン・イソロイシン）を補給しておくことは、筋肉疲労を軽減させるに役立ちます。
練習後すぐの入浴は疲労した部分が熱を持っているため、後で筋肉疲労が増してしまいます。
プロ野球のピッチャーが投球後直ちに肩をアイシングしているように、膝などを冷水シャワー等でアイシングすることをお勧めします。
いろいろと気を付けていても故障してしまったときは、いち早く当院までご相談ください。
早めの対応であれば、必ずレースに間に合うよう調整させていただきますので。
ではランナーの皆さん、健闘を心から祈っています。
P.S　私自身も10月にハーフ、来年早々にフルを予定しています。ランナー目線でのアドバイスができますので、何なりとご相談ください。